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CAPとは

・Child Assault Preventionの頭文字をとってCAP(キャップ)と言います。
 子どもへの暴力防止という意味です。
・子どもたちが、いじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力などさまざまな暴力から
 自分で自分を守るための人権教育プログラムです。
・CAPワークショップ(参加型学習)では、暴力を防止するために 
​ 今できることを一緒に考えます。

CAPの基本となる考え方

◉コミュニティ

(家庭・学校・地域)

子どもへの暴力を防ぐには、

子どもを孤立させないことが

重要です。周りのおとなが

子どもの話を聴き、気持ちを

受けとめ、子どもの立場に

立って行動の選択肢を考える

必要があります。

◉子どもの持つ3つの権利

CAPでは、あらゆる暴力を人権侵害と捉え、子どもは誰でも「安心して」「自信を持って」「自由に」生きる権利を持っていることを伝えます。

◉エンパワメント

子どもが本来持つ力を信じ、3つの

権利が奪われそうになった時に、

従来の暴力の防止方法である

「〜してはいけません」という

禁止、あるいは行動の制限では

なく、何が出来るのかを一緒に

考えます。

CAPの歴史と富山CAP

CAPプログラムは1978年アメリカのオハイオ州コロンバスで起きた小学生へのレイプ事件がきっかとなって、レイプ救援センターで開発され、全米に広がりました。
詳しくは、http://j-capta.org/cap/index.html
 
1985年に森田ゆりさんによって日本に紹介され、1995年より、CAPを実施する

スペシャリスト養成講座が全国各地で開かれ各地でグループが誕生しました。
1998年CAPセンター・JAPAN が発足しました。
2009年一般社団法人 J-CAPTA(Japan CAP Training & Action)が誕生し、国内に2つのCAPトレーニングセンターが出来ました。
 
CAPグループは世界約15か国、日本には約160のグループがあり、各地で活動して

います。富山では1999年に富山市で初めてCAPスペシャリスト養成講座が開かれ、活動を開始しました。
 
 

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